武士道協会は、今ちょうど分岐点に来ています。
初めての理事改選時期にきましたので、理事の先生の入れ替わりも大きくあります。そして、広報を重点的に強力化するために理事会の下に幹事会をおきます。幹事会はメールを酷使した広報や、法人会員を増強させるための色々な工夫をして実行していきます。専門的な取り組みをしますので、会社の経営者或いは会計士、税理士、医師、大学講師などの資格を保持する方にお願いして参ります。特賛委員会とはまた違った目的を持って作られています。そのうちはっきりと皆様にも分かるようになりますので、もうしばらくお待ち下さい。
そこで、武士道協会のキャッチフレーズも変わります。
“命と地球の平和を考える”大和心・武士道協会 で今後は進めて参ります。
人が欲張らず、他者の為に喜ばれる事をしようという武士道精神を発揮し、日本が世界から「なくてはならない母なる国」と思われるようになったら、間違いなく戦争をせずとも、軍備をせずとも、日本は世界から守られ、攻められないでしょう。それには時間がかかりますし気の遠くなるような努力が必要不可欠ですが、先ず、地球に住む人間一人一人が、武士道精神を身につけて、他者を認め、欲を張らず、相手を労わり、協力し合う生き方をしなければなりません。
地球も生命体ですから、地球上で人々が戦争をするということは、人間の体の中で五臓六腑の臓器たちが縄張り戦いをしたり、自分の方が偉いの正しいのと喧嘩するのと同じです。人間に言い換えれば、がん細胞が人間の身体に蔓延ってしまったのと同じで、地球の命が危ない状態です。それぞれの個(国)の役割と個性を大切にして、それを大和心という大きな和を保つ心である武士道を潤滑油として、世界の和を保つ事が、平和を維持し、人の命を尊ぶことになっていくからです。
だから、神道、儒教、仏教、テーラワーダ仏教、キリスト教、イスラム教、ヒンズー教・・・・どの宗教を信仰していても、また無宗教の人も、無神論者の人も、大和心である武士道であれば心を一つにすることができるのです。現に武士道協会には、イスラム教の方も、キリスト教の方も、また、中国人をはじめ諸外国籍の方々も会員に登録して頂いております。武士道は、仁義礼智信でも表現されるように、人の行いであり、思いやり、配慮、礼儀、信頼感・・・の根源です。
武士道は、「信じる」というものではなく、「実行する」ものであるから、いかなる宗教を信仰していても、またいかなる国に籍があっても、人間として一つになり協力し合えるのです。
個を大切に、相手を認め、それぞれの役割を果たして、地球の五臓六腑に人間がなっていれば、世界は間違いなく平和になることでしょう。だからこそ、村上和雄筑波大学名誉教授に理事に就任いただきました。また、西大條文一医師(エイズ救済)、影山幸雄医師(泌尿器科)の先生にも理事に就任いただきました。よって、肉体の健康と武士道の関連についても今後は講習会を開いていける事と期待をしております。
これからの新しい武士道協会に是非ご期待下さい。
武士道協会 常務理事兼事務局長 本多百代
2010年11月15日 09:50 PM | NPO法人 武士道協会,日記 |