塩川正十郎理事長挨拶(部分)
2月7日13時~武士道協会発会二周年シンポジウムが東京PHP研究所内で開催されました。
渡部昇一副理事長による基調講演は、“教育に生きていた武士道”と題して、 和歌に謳われている武士道精神についてお話を頂きました。
普段は学校などで教える事も大変すくなくなり、馴染み深いものではなくなってしまった和歌ですが、 改めて渡部副理事長の和歌を拝聴し、日本人は歌で脈々と日本の心と歴史と教育を伝え育んで来たことが分かり、新たに視点を与えて頂いた思いでした。大変勉強になりました。
シンポジウムでは同じく、“教育に生きていた武士道”という演題でした。
パネリストには塩川正十郎理事長、渡部昇一副理事長、安岡正泰理事、 法人会員で漢方相談薬局㈱誠心堂薬局の西野裕一社長、 個人会員で日本大学松戸歯学部専任講師の有川量崇先生の5名と。 コーディネーターに本多百代常務理事兼事務局長というメンバーでした。
日本の心である武士道を伝えるために、改めて精神教育の必要はなく、 平素の人々の行いこそが大切で、自然であることが望ましいという話しが中心になりました。
やはり、正しい歴史教育、人の気持ちを大切にする惻隠の情、 国を思う心を育てる事、他者のために自分を活かす事を喜びとする生き方 を、親の背をみて育つ事が最も大切だということでした。
簡単そうで、武士道が壊滅に近い状態で非道な事件が起きている昨今には 大変難しい課題である様に思います。
“気付いた人から”を合言葉に、武士道を定着させたいという願いが一層深まりました。
NPO法人武士道協会
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2010年2月26日 02:55 PM | NPO法人 武士道協会,日記 |