訃報
武士道協会監事 輿水朝治先生(輿水会計事務所所長)が2010年12月20日午前77歳にて急逝いたしました。ここに輿水先生のご冥福をお祈り申し上げますと共に、ご通知申し上げます。
通夜 12月24日金曜日 18:00~19:00
告別式 12月25日土曜日 11:00~12:00
式場 代々幡斎場 渋谷区西原2-42-1
喪主 妻 輿水絹江
取扱 石山葬儀社総本店 03-3991-0278
代々幡斎場 交通図↓
http://tokyo.sousai.net/yoyohata/traffic/02.html
2010年12月23日 05:28 PM | NPO法人 武士道協会,日記 |
日本が誇る神々の歴史と文化…住吉大社
杜の中での会食…神との語らい…
〝すみよっさん〟の愛称で親しまれる住吉大社は、 1800年の歴史を持つ由緒ある神社です。
今回の催しでは、由緒深い住吉大社での正式参拝と、神職のご案内による境内巡りで、普段とは一味違う神社でのひとときをお過ごしいただきます。その後は神社内の宴会場「吉祥殿」にて昼食会を行います。
新しい年を会員の親睦で迎えましょう。一般の方々のご参加も歓迎いたします。お誘いあわせの上ご参加ください。
NPO法人武士道協会主催
関西特賛委員会運営
新春特別企画「住吉大社参拝」
日時:平成22年1月15日(祝)
10時~14時
場所:住吉大社 (大阪府大阪市住吉区住吉 2丁目 9-89)
交通:南海鉄道 :南海本線「住吉大社駅」から東へ徒歩3分
南海高野線「住吉東駅」から西へ徒歩5分
阪堺電気軌道 :阪堺線 「住吉鳥居前駅」から徒歩すぐ
(路面電車) 阪堺線 「住吉公園駅」から徒歩2分
駐車場はございますが、1月は参拝客が多いため混雑する可能性があります。
集合:9時45分 太鼓橋前(上記写真の赤い橋)
内容:正式参拝、神職による境内案内
昼食会(住吉大社 吉祥殿 明石の間)
参加費:大人4000円(大人の料理は和食松花堂弁当、お子様の料理はオムライスになります。)
小学生以下2000円(大人と同じ料理をご希望のお子様は、大人料金にて承ります。) 申込締切日:平成23年1月7日(金)
お申し込みは、メール、 FAXにて、NPO法人武士道協会・関西特賛委員会迄お願い致します。
*参加費は下記口座までお振り込みください。
(お申込み後の返金は一切承ることができませんのでご注意ください)
申込先:NPO法人武士道協会 関西特賛委員会
メール:bushidou.yamato@gmail.com FAX:072-854-6999
振込先:口座名 特定非営利活動法人武士道協会
口座 ゆうちょ銀行 00940-7-253973
詳しくは下のチラシをご覧下さい。
↓チラシ(PDFファイルが開きます)http://www.bushido.or.jp/pdf/2011/20110115_order.pdf
↓申込書(excelファイルが開きます)
http://www.bushido.or.jp/excel/2011/20110115_order.xls
2010年12月22日 10:29 PM | NPO法人 武士道協会,日記 |
武士道協会で挙げる「命」とは生きとし生けるもの、全ての命を指しています。命は自分で作ったものではありません。命の尊さを考えた時、敵も味方もありませんし、生き物に差別はありません。
もちろん、人間社会では人間の命が一番尊いのですが、他の生き物の命と比較するものではありません。全てが大切ないのちであり、地球そのものも生命体であり命あるものなのです。家畜の命は人間の糧になり、また、植物の命も多くの生き物の糧となります。地球も命ある生命体だからこそ、土から栄養を頂き、水を頂き、我々は生きることができています。
だから、これからの武士道協会は、命は尊いということを理解していただける方向で進めてまります。それには、年間の自殺が3万人を毎年超える実情を踏まえて、もう一度警笛を鳴らしたいという思いも強くあります。自分が他の生き物の役に立っていると思った時、自殺は考えなくなるでしょう。鬱もなくなるでしょう。
私は今年の春、桜の満開の最中、最愛の母を亡くしました。五十日祭(仏教の四十九日で、我が家は神道故イソカサイです)までがとても長く感じました。まるで時が止まったように感じられました。その間、私は命についてじっくり考える機会を得たと言えます。
命は自分のためにあると思うと粗末に扱いやすものです。
命は他者のためにあると思うと大切にしなければと思います。
母の命は母のものであるのに、母を生んだ祖母にとってより、私にとってなくてはならない大切なものでした。
命を大切にしましょう。
他者の役に立つように生かしてみましょう。そのために、武士道を知っていると、活かし方が分かりやすくなるのです。敵の命であっても、その人に家族もいます。生んだ母も、もしかしたら子供もいます。だから重みは同じなのです。
戦争のない世界を作るには、相手を認め、相手を尊重し、相手に敬意を払う武士道はなくてはならないものです。武士道は宗教の宗派はといません。どんな宗教を信仰していても構いません。それぞれの神様を信じながら、なすべきこと、なすべからざること、礼儀、勇気、孝行、誠心誠意取り組むことなどを武士道で学ぶのです。
武士道が世界に広まった時、自己錬磨する厳しい機会も、逆境もあるけれど、地球上でどこも戦争をしていない平和な世の中になるでしょう。その日が一日も早く訪れてくれるよう、できる限りの努力をしていきたいと思っています。
2011年(皇紀2671年)からの武士道協会の動きに期待してください。
2010年12月19日 07:56 PM | NPO法人 武士道協会,日記 |
1・2月度の「人間力向上セミナー」を下記の通り開催いたします。
ぜひご友人をお誘いあわせの上、ご参加下さい。
1月
日時:2011年1月27日木曜日 18時~21時まで
場所:文京シビックセンター 4階A会議室
(住所) 東京都文京区春日1-16-21 〒112-0003
(電話) 03(5803)1100
交通図↓
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html
講師:本多百代
演題:命と地球の平和を考える武士道
内容:①講演
②ブレーンストーミング
③発表と講評
④感想
会費:500円(会員) 1,000円(非会員)
2月
日時:2011年2月27日日曜日 13時~16時50分まで
場所:子供村 4階研修室
(住所)東京都豊島区雑司が谷3-12-9
(電話)03-5979-9570(地球村村長デスク)
交通図↓
http://www.kodomomura.com/access.html
講師&パネリスト:
・影山幸雄氏(さいたま県立がんセンター泌尿器科部長、武士道協会理事)
・西大枝文一氏(イタリア大使館嘱託医、同仁斎クリニック院長、武士道協会理事)
・小島将太郎氏(青山一丁目歯科クリニック・歯科医師)
コーディネーター
本多百代(武士道協会常務理事)
演題:医療と心の関係 (病気にならない心と病気を早く治す心)
内容:
①レ・ベル・フルールのトリオ演奏 30分
②本多百代常務理事 10分
③西大枝理事 30分講演 感染症専門医が新宿でエイズの治療にあたって気づいたこと
④小島歯科医 30分講演 歯を治す為に全身のバランスを考えた治療をするにあたって
⑤影山理事 30分講演 “がん”が教えてくれる正しい生き方
⑥パネルディスカッション 1時間30分
⑦質疑応答 残り時間
会費:1,000円(会員) 1,500円(非会員)
お申込は http://www.bushido.or.jp/contact.html からお願いします
お問合せは、090-1536-1902(担当:鎌田)まで
2010年12月18日 06:54 PM | NPO法人 武士道協会,日記 |
言葉を大切にすることは、そのまま人間関係をよくすることにつながります。言葉には言霊があります。口から出た言葉が、そのまま相手の心を刺し殺してしまう事もあります。また、死にたいと思っていた人の心に、勇気と望を与えて復活させることも出来ましょう。
言葉は思ったまま口にするよりも、その言葉を受け取った人の気持ちを考えて発する方が、思いやりがある行為といえます。心がいつも清らかで明るくても、使う言葉が乱暴であったら、周囲からは清らかとは思っていただけません。言葉はその人の品位を表すというのは、マイフェアレディの映画でも良く分かります。品位を上げ、人様の気持ちをかき乱さないためにも、言葉は選び、いつも美しい言葉を使う癖をつけましょう。
和歌
明治天皇御製
17日 さしのぼる朝日のごとくさはやかにもたまほしきはこころなりけり
(こころはいつも清く明るくもちましょう)
昭建皇太后御歌
18日 すぎたるは及ばざりけりかりそめの言葉もあだにちらさざらなむ
(言葉づかいに気をつけましょう)
人間は評判の良い人よりも、評判の悪い人の方が誠実ですね。
とても評判の良い人は、誠実であろうとする前に、自分が悪くおもわれないように色々思いめぐらして行動する様に思います。本当は評判も良く、誠実な人が一番いいのですが、なかなか難しいようです。ちょっと自分を優先しようとすると、どうしても誠実ではない態度をとらざるを得なくなります。評判を上げるより、誠実である事が生きる上で大切で必要な事なのですね。
そして、何事も苦難を乗り越え、努力をしなければ、力を発揮する場に躍り出る事すら叶わないということなのでしょう。人間が光り輝く状態は、自分が世の中の役に立っていると確信できたとき、内から光るものが湧き出てくるように思います。それには、バランスをとりながら、ひたすら努力をして、ひたむきで謙虚な態度が必要なのですね。
和歌には言霊があります。何度も読み上げていると、自然とその生き方に近づけるように感じます。声に出して読むことが大切なのでしょう。
和歌
明治天皇御製
15日 いかならむ時にあふとも人はみなまことの道をふめとをしへよ
(誠の心こそ人生の基です)
昭建皇太后御歌
16日 みがかずば玉の光はいでざらむ人のこころもかくこそあるらし
(磨かなければひかりません)
なんと心に響く言葉なのでしょう。
「我慢をする」というと、「嫌々」とか「抑え付ける」というイメージがありますが「忍ぶ」というと、自発的に耐える、心の強さのようなイメージがあります。最近は死後になりつつありますね。
私も「耐える」「我慢する」は常用後になっていますが「忍ぶ」は文語での扱いになっていることが多いです。これから、日本古来の音を大切にした素晴らしい言葉を使って行きたいとおもう和歌に出会いました。
そして、油断は「心のおごり」「無責任」などから起こります。
油断をするということは、見下しているということもあり、それは最も気をつけなければいけないことではないでしょうか。一寸法師の昔話でも分かるように、鬼は小さい一寸法師を馬鹿にして飲み込みました。それによって腹痛が置き負けたのです。
一見弱そうに、出来なさそうに見える人が、内面が強かったり、営業で日本一だったりすることは良く聞く話です。常に相手を尊重して、たとえ相手が年下でも『人間』に対して敬う気持ちを持っていれば、油断はしないでしょう。油断する事を注意するときに、この様な和歌で注意をされたら、素直に聞けるとおもうお歌ですね。
和歌
明治天皇御製
13日 しのびてもあるべき時にともすればあやまつものは心なりけり
(忍の一字に徹しましょう)
昭建皇太后御歌
14日 あやまたむことをおもへばかりそめのことにもものはつつしまれつつ
(油断は大敵です)
和歌
明治天皇御製
11日 たらちねの親につかへてまめなるが人のまことの始なりけり
(孝は人の行いの基本です)
昭建皇太后御歌
12日 朝ごとにむかふかがみのくもりなくあらまほしきは心なりけり
(心の鏡をいつも清く明らかにしましょう)
親孝行とマザコンと区別がついていない人を多く見かけます。それは、男性にも女性にも言えます。でも男性はほぼ全員に近くが母親をいつまでも愛おしく思っています。たとえ「くそばばぁ」と悪たれついていても、母親には特別の感情があるようです。それに対してすぐに「マザコン」といってしまっては、親孝行をするのに勇気がなくてはできなくなってしまいます。
私は親孝行をにできる環境なら素晴らしい平和な世の中になると思っています。老若男女関係なく、父親であっても親孝行をしてもらいたいと思うのが当たり前なのではないでしょうか。親孝行とマザコンは大いに違いがあります。志を持ち、信念を持って親の喜ぶことを一生懸命するのが親孝行であり、親に自分の事を決めてもらって自己責任のない人がマザコンでしょう。
子は親の背を見て育つとは的を射た言葉。
① 親が金銭至上主義ならば、子供は親にお金があるときだけ近寄ってくるでしょう。
② 親が精神的に自律ができていなければ、子供はいつまでたっても親離れせずに、親にしがみついて脛をかじり続けることが親孝行と思うでしょう。
③ 親が他者の喜ぶことをして、他者の喜ぶ姿に喜びを感じているような人ならば、子供も自然と社会貢献をすることを良しとし、いつの日か「お宅のお子さんには助けられています。素晴らしいお子さんですね」という言葉が親に寄せられるでしょう。
親孝行には3段階あると言います。
一段階目…親にお金でプレゼントを買ってあげる
二段階目…肩もみ、旅行のお供、買い物の代わりなどをする
三段階目…最高の親孝行は、他人様から「素晴らしいお子さんですね」と褒められることです。
親の生き方は親孝行にまで影響しているようですね。
責任を取るということは、覚悟を決めることと言い切れるのではないでしょうか。武士の時代のように切腹をして、責任を形にして表すことを良しとしない現代で、責任を取るというのは、その覚悟を決めるのが最重要なことです。お金を使い弁償をする、慰謝料を払う、などいろいろな責任の取り方がありますが。それでも覚悟をした人としていない人では、相手が許せるか許せないか、という一番肝心なところに影響を与えるものです。
覚悟とは、責任を取ろうと決めることです。
和歌
明治天皇御製
9日 世の中の人におくれをとりぬべしすすまぬ時にすすまざりせば
(責任あることは必ず為しとげましょう)
昭建皇太后御歌
10日 人ごとのよきもあしきもこころしてきけばわが身のためとこそなれ
(人々の言葉に注意して、わが身のためと聞きましょう)
生きていく上で一番辛いことは、役に立たない人間になった時ではないでしょうか。認めてもらいたいという気持ちが満たされるときは、他者から感謝されたり、気持ちをわかってもらえた時でしょう。だから、誰もが誰かの役に立っている時に、自分の存在価値を見出すことができると言っても過言ではないでしょう。
それには努力と反省が欠かせません。努力をして、方向性が合っていたのか? 本当に望まれていることに応えられたのか?など考えて方向を正したりするために必要なことが反省です。努力は「ひたすらに」という言葉が一番ピンとくるかもしれません。
努力を途中でやめてしまう時は、結果が見えないとき、他者に認められないときなどがほとんどではないでしょうか。努力と反省を繰り返していると、自然と謙虚にもなれますね。
和歌
明治天皇御製
7日 さまざまのうきふしを徑へ呉竹のよにすぐれたる人とこそなれ
(努力なくして成功はありません)
昭建皇太后御歌
8日 日にみたび身をかへりみし古の人のこころにならひてしがな
(常に自らを反省した昔の人に習いたいものです)