武士道精神 その2
武士道精神を声高に説法して他者に求める人がいます。
でもそういう方に限って、ご自身は「え?!」という行動をします。
なぜなんでしょうね・・・
それは「武士道とはこうあるべき」という固定概念があり、それから外れることを許さない、或いは、許せないという一本気なところがあり、強いのでしょう。
しかし、武士道は簡単言うと「配慮」であるから、決め付けたりすることはできないはずです。
決め付けたらマニュアルになってしまいます。
配慮は心遣いであり、その場・その状況・相手の気持ちによって変化してくるものであると思います。
だから、武士道精神を磨くということは、他者の行動行為に対して指摘をしたり批判をすることではなく、自分の内面を見つめ、反省し、また自分を褒め、信念を持って生きることではないでしょうか。
これらを実践するために工夫をして、努力をすることは、艱難辛苦にも打ち勝つ力がつくことと思います。
力が付けば、嫌なことに遭遇しても辛い期間が短くて済みます。
まず、武士道で生きるため、使う言葉は肯定的な言葉にかえましょう。
否定的な言い回しを使っていると、どうしても不幸を呼び寄せてしまいます。
辛いな・・・ ⇒ 後一歩努力が必要なんだ
嫌になった・・・⇒ ちょっと飽きてきたから工夫をしてみよう
失礼な!!⇒ 面白い事をする人だ
などと言葉を変えるだけで、かなり不快さがなくなり、気分が晴れやかになります。
明るく楽しく生きていると、不思議と不幸は飛んでいってしまいます。
まるで、トトロの真っ黒クロスケがサツキとメイの家を出て行ったように。
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