責任を取るということは、覚悟を決めることと言い切れるのではないでしょうか。武士の時代のように切腹をして、責任を形にして表すことを良しとしない現代で、責任を取るというのは、その覚悟を決めるのが最重要なことです。お金を使い弁償をする、慰謝料を払う、などいろいろな責任の取り方がありますが。それでも覚悟をした人としていない人では、相手が許せるか許せないか、という一番肝心なところに影響を与えるものです。
覚悟とは、責任を取ろうと決めることです。
和歌
明治天皇御製
9日 世の中の人におくれをとりぬべしすすまぬ時にすすまざりせば
(責任あることは必ず為しとげましょう)
昭建皇太后御歌
10日 人ごとのよきもあしきもこころしてきけばわが身のためとこそなれ
(人々の言葉に注意して、わが身のためと聞きましょう)