日記

私の立志編

2010年5月11日

思い出話をちょっと。
武士道をよみがえらせなきゃ!!と思ったきっかけは・・・・
今からもう5年以上前になるのですが、その当時30代後半の男性の一言。
「日本はアメリカの53番目(何故か53番目と言った)の州にしてもらえばいいんだよ」
が、私の大和心を動かしちゃいましたね。
それって、ひょっとして「属国になるってこと? 植民地じゃない。え? 平気なのそれで?」
と驚愕していたら、続けてその男性が言うには「きっと、アメリカみたいに良くなるよ」でした。
もう、私が何とかしなきゃ!! 日本は終わりだと思ったわけです。
ちなみにその人日本人でした。今もきっと日本人だと思います。

武士道~その現代風理解

2010年5月8日

本多百代の「武士道~その現代風理解~」

イジメやパワハラにも打ち勝てる極意があった!

それは、私たちが見失ってしまったものの中に・・・
私たちの国、日本。
マスコミが報道するニュースは、耳をふさぎたくなる話や目を覆いたくなることばかり。
これじゃ、生きているうちに地獄にいるようなものではないかしら?
と、ふと思ったり・・・でもこれじゃ困るんですよ。
それならどうしたら毎日を楽しく面白く生きられるのでしょうか?
今まで過去を否定しすぎて、私たちの先祖が作り上げてきた良い生き方まで抹消してしまったかも。
結果、私たち自身が生きる希望まで見失ってしまったのではないかしら?
見失ってしまったものを取り戻す方法、それを一言で言えば、武士道精神!!
だと、私が思いついたのは、私が職場でパワハラにあってどうしようもなく辛かった時。
それはこれからゆっくり話すとして。
楽しく正しく生きるための心、武士道を取り戻すにはどうしたらいいのでしょうか?
そして、何より難しい実践をするにはどうしたらいいのでしょう・・・・?
幸せを自分の手でつかむために、皆さんと一緒に考えきたいと思っています。

責任を取る

2010年4月9日

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武士道ワンポイントレッスン
第一回目のテーマは「責任を取る」
「責任を取る」という言葉は仕事にも生活にもつき物ですね。
でも責任を取るとはどういうことなんでしょう。
大切な古伊万里のお皿を割ってしまった!! 果たしてどうやって責任を取ればいいんだろう。
殿様の古伊万里を割ったら、江戸時代なら切腹では?
でも今の時代なら、謝る、弁償する、といってももう同じものは無いし、買うお金も足りないかも・・・。
困りましたね。それでは、責任について考えてみましょう。
責任を取るとは失敗の後始末を言うだけではないのですね。
事後処理の責任を取らなくても済ませるには、事前に責任を果たしておくのですよ。
役目を無事に終えるには、行き当たりばったりでは無理でしょう。
無事に終えるには「何も事が無く済ます」ということですね。
だから、何もしないで安穏としていて、行き当たりばったりでは何も事が無く済ませることなど到底できっこないわけです。
必死に全力投球して、ありとあらゆる事をし尽くして努力をしないと、無事には済まない。
つまり、事に当たる前に入念に下調べをしたり、準備をしたり、打ち合わせをしたり、一つとして抜かりがないよう、用意周到にしてから取り掛かるんですね。
 
責任をきちんと果たすには、人の知らない陰の部分で、智恵の限りを尽くし、危機管理を徹底し、全力で挑むことが求めらているということ。
事に当たる前の準備は、事に当たっているときの何倍もの時間や努力がいります。
責任を取ると言葉で言うのは簡単だけど、実際取り組んでみたら試練だ!!ということになるわけですね。
だから尊いのでしょうね。
事後処理で責任を取ったと思っても、元通りになることはあまりないでしょう。
百均で買ったものなら、買って返せば済むかもしれないけど、それだって信用はなくしていますよ。
あの人に任せられない、危ない、なんてね。
それに、「ごめんね」と謝っている方も辛いかもしれないけど、謝られている方は諦めることと我慢する事を強いられているということも忘れないでおきましょうね。
このポイントを抑えておけば、あなたは責任感の強い信用度の高い人という評判を手に入れられます。
あっ!!でもね、信用はすぐにはつかないから、気長にいきましょう。
 By 本多百代・人間力向上セミナーより

武士道協会発足二周年

2010年2月26日

塩川正十郎理事長挨拶(部分)
2月7日13時~武士道協会発会二周年シンポジウムが東京PHP研究所内で開催されました。
渡部昇一副理事長による基調講演は、“教育に生きていた武士道”と題して、 和歌に謳われている武士道精神についてお話を頂きました。
普段は学校などで教える事も大変すくなくなり、馴染み深いものではなくなってしまった和歌ですが、 改めて渡部副理事長の和歌を拝聴し、日本人は歌で脈々と日本の心と歴史と教育を伝え育んで来たことが分かり、新たに視点を与えて頂いた思いでした。大変勉強になりました。
シンポジウムでは同じく、“教育に生きていた武士道”という演題でした。
パネリストには塩川正十郎理事長、渡部昇一副理事長、安岡正泰理事、 法人会員で漢方相談薬局㈱誠心堂薬局の西野裕一社長、 個人会員で日本大学松戸歯学部専任講師の有川量崇先生の5名と。 コーディネーターに本多百代常務理事兼事務局長というメンバーでした。
日本の心である武士道を伝えるために、改めて精神教育の必要はなく、 平素の人々の行いこそが大切で、自然であることが望ましいという話しが中心になりました。
やはり、正しい歴史教育、人の気持ちを大切にする惻隠の情、 国を思う心を育てる事、他者のために自分を活かす事を喜びとする生き方 を、親の背をみて育つ事が最も大切だということでした。
簡単そうで、武士道が壊滅に近い状態で非道な事件が起きている昨今には 大変難しい課題である様に思います。
“気付いた人から”を合言葉に、武士道を定着させたいという願いが一層深まりました。

NPO法人武士道協会

http://www.bushido.or.jp/

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