格差 Part2

2010年6月27日

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『私も一言物申す』 世の中に一言!! 一言私にも言わせて(^。^)
第七回目のテーマは「格差 Part2」
朝日新聞社が「日本のいまとこれから」をテーマに郵送方式による全国世論調査を実施したところ、「いまの日本は自信を失っている」とみる人が74%に達し、9割以上の人がこれからの日本に不安を感じていることがわかった。一方で、回復する底力があるとみる人が半数以上おり、日本の将来のあり方としては、経済的豊かさよりも「格差が小さい国」を求める意見が7割を占めた。
とインターネットニュースにありました。
経済的な豊かさより格差の小さい国を求めるってどういうことなのでしょう?
どうも、徒競走で全員が手をつないで仲良くゴールするのと同じように感じるのは私だけでしょうか?
小さな考え方をする人が今の日本人には多いように感じます。
要は自分が貧乏であることより、他人がお金持ちでいることの方が許せないし嫌だ・・・ということですから、それでは共産主義です。
共産主義国家が繁栄したなんて見たことも聞いた事もありません。
一生懸命働く人も、遊んでいる人も、平等であるべきで、公平ではいけないということになります。
誰もが実力にも労力にも関係なく、同じに分配をして欲しいというのなら、一生懸命働く人の意欲がなくなります。
誰も働かなくなってしまったら、どうするつもりでしょう。
もしかすると、自分は一生懸命働いているのに、楽をしている人のほうが沢山収入を得ているから・・・と思っている人がいるのかもしれません。
遊んでいるように見えて、報道されない所や、フォーカスされない所で努力しているから楽をしているように見えているだけかもしれません。
運がいいだけではなく、自分を型にはめず、アイディアが豊富で、必死に考えているのかもしれません。
これはアイディアが豊富なのは特技ですから実力の内です。
26日土曜日の武士道協会開催人間力向上セミナーには参加者が20人でした。
ブレーンストーミングで話し合った結果、格差を感じるのも総て気持ちのあり方次第ではないか?という結論も出てきました。
みんな結果だけをみて格差と言っているとしたら、それは大きな間違いです。
正社員と非正規社員の差をなくすと言いますが、正社員になっている人は学校での勉強も努力して、就職活動も一生懸命努力して、試験で良い成績を収めたのだと思います。
確かに非正規社員の方が、すこぶる悪条件で仕事を強制されているのなら改善の必要があります。
でも正社員と差をなくした場合、正社員の立場から、努力をしてもしなくても同じという気持ちにはならないでしょうか?
学校時代に真面目に一生懸命にやってきた、親の力を借りた、色々とあると思います。
でも総てが今までの努力の結果でもあるわけです。
立ち場の弱い人を助けることはいい事ですが、それにばかり視点が行ってはバランスが崩れます。
強い人はやって当たり前で弱い人は助けてもらって当たり前となってしまうと、感謝がなくなり強い人は馬鹿らしくなります。
これは大変危険でよろしくないことです。
もっと深く考えてみませんか?

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