許す

2014年6月5日

許すってどういうことなのでしょう?

憎しまないこと、そして、恨まないこと。

許すとは、自分の心、つまり、自分の魂を高めること。

だから、許すのはひどいことをした人をの為ではなく、自分の為なのです。

許すということは、誰をも自分と同じと思い、自分だと思って対応すること。

そして、愛すること。

敵をも愛することができたら、かなりの精神修行ができるということ。

それが、武士道精神で生きるということであり、惻隠の情で生きること、とも言えるのではないでしょうか。

許すのか赦すのか?

武士道協会では、赦すようにしたいと思います。

恩赦という言葉がそれを表しているからです。

今どきのテレビ番組

2014年5月7日

ニュースを見ていたら、STAP細胞の小保方晴子博士のことをコントにした番組のことがに掲載されていました。

元アナウンサーが放送した方が良かった、根底に愛情があるから突っ込みをするというような内容のことを語っていましたが、今はご本人が傷ついているのです。

それなら、ご本人の心が癒えるような愛情の形で示してあげる方が良いのではないかと思うのです。

「嫌がることはしない」というのが惻隠の情であり武士道なのですから、やはり、放送しなくてよかったのではないかと思いました。

若い有能な人は、みんなで温かく育てて、日本の宝となるように、愛情をかけていきませんか。

STAP細胞があれば、どれだけ多くの人に希望を与えられるか。

そう考えたら、もっともっと研究に没頭できる環境を作ってあげたいですね。

トカゲ

2014年5月6日

茨城県の鹿島神宮にお参りに行った時のこと。

当時、小学校2年生だった子供がとても小さなトカゲを見つけました。

それを大事そうに手の中に入れて頭を撫でていました。その指の間からトカゲが頭を出していました。

「可愛いでしょう、ペテトちゃんって言うんだよ」

「へえ~、名前も付けたんだ」

「うん、ねえ、可愛いと思う?」

「可愛いね」

「そう、それなら貸してあげる」

「え!!いいよ」

「どうして? ほら、可愛いと思うんでしょ? それなら貸してあげるから」

「いいわよ、いい」

「なんで? 本当は可愛いと思ってないんじゃないの?」

「可愛いけど触りたくないのよ」

「じゃあ、可愛いと思ってないじゃない。可愛ければ抱っこしたいでしょ?」

という会話がありました。

たとえ親しい仲間であっても、人によって度合いも感覚も違っているということを平素は考えもせずに会話をしており、お互い理解しあっていると思い込んでいるのではないだろうか?と思った時に、この忘れていたことを思い出したのです。

反発されなければ勝手に相手も自分と同じだと思っていることが、とても多いように思いました。

純粋な子供だからこそ言えることもあるでしょうが、私たちの会話もきちんと度合いも確認する必要が、本当はあるように思いました。

神社

2014年5月5日

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↑大神神社内の市杵島姫命を祀っている弁天様

神社に15分間いると、精神的に落ち着くと聞きました。

実際、とてもイライラしていたり、悲観していたりする時に神社に行き境内に15分間いると不思議とイライラや悲観が消えました。

神社にはそういう力があるのかしらと思うのです。

私は、最低月に1回は神社を訪問して、御朱印をいただきてきます。

御朱印には神が宿っているといわれています。

神社を訪問していると、日本人の神様は自然(太陽、月、風、木…)と人間(応神天皇=‘八幡様、菅原道真=天満宮…)、そして、動物であるお稲荷さん(伏見稲荷=狐…)、達だということ。

針供養、包丁供養など、生き物でないものも生き物として扱っています。

神道は、八百万の神々を信仰しています。

つまり、あらゆるものを否定せず、認めているといえるのではないでしょうか。

拒否しない、指定しない、全てを受け入れる。

そうあることが、平和へ一歩進むように思うのです。

急な雨

2014年5月4日

当時、小学校1年だった子供と二人でお墓参りに行ったときです。

お参りを済ませて駅に向かう時、突然雨が降り始めました。夕立です。

まさかの雨に傘も持たず、電車で1時間くらいかかるのですから「どうしよう」と思いました。

私はともかく、子供が濡れた状態でクーラーの効いた車内にいたら風邪をひかせてしまう。

「走ろう、このジャケットを頭からかぶって」と言って私のジャケットを子供に頭からかぶせました。

その時、後ろから来た車が横に止まり、「乗りませんか?」と声をかけてくださいました。60代のご夫婦でした。

「ありがとうございます、洋服が濡れているから」「大丈夫、気にしないで早く乗りなさい、子供が濡れちゃったら大変」

何度もお礼を言って駅まで送っていただきました。お墓から徒歩20分くらいの所を、車では2分くらいでした。見も知らない人にこんなに親切にしていただいて、有難くて嬉しくて感動して、とても気分が良く爽やかでした。

車が見えなくなった時

「ねえ、知らない人の車に乗っても大丈夫なんだね。先生が知らない人に声をかけれても知らんふりして、絶対について言っちゃダメって言ってたよ」

一瞬返事ができませんでした。瞬間に氷水をかけられた気分になりました。

「あのね、二十歳過ぎたらわかるんだけど、小学生には判断できないから、一人でいるときは先生がおっしゃったように、声をかけられてもついて行ったり、車に乗っちゃダメよ、いい?」

「ふ~ん・・・」まったく納得していない様子でした。

難しい世の中になっちゃった・・・爽やかな気分がずっと持続するような社会にしたい。

だから、武士道を広めたい、と改めて思いました。

このブログに書いていることは、100%実話の私の体験談です。

席を譲られて

2014年5月2日

電車に乗って重い荷物を持っていたら、外人さんに席を譲られました。

え? 私? 席を替わって頂けるの? と思いました。

今から10年以上前になると思いますが、足の筋肉を断裂して松葉杖の時も、電車で席を譲られたことがありませんでした。

。あまりにも替わってくださいと言わんばかりの状況になることに、どうも引け目を感じてしまったこともあります。

その時、たまたま後ろの席も空いたので、英語の話せない私は

「ありがとう、後ろが空いたから後ろに行きます、そのまま座っていてください」

と日本語で言って後ろに座りました。

もちろん、通じてないですよね。

怪訝な不快そうな顔に見えたその親切な白人の男性でした。

素直に譲られればよかったのかしらん? と今でも悔やんでいます。

私は、その外人さんが2人連れで隣の席に相棒さんが座っていらしたので、気を遣ったつもりでした。

どうすれば良かったのか・・・武士道で考えると、やはり、座れば良かったと思うのです。

武士道協会のブログ再開

2014年5月1日

久しぶりにブログを投稿します。

白い杖をついた初老の男性が自由が丘駅のホームを歩いていました。

間もなく電車が到着しますというアナウンスが入っている時に、何と!線路に向かって歩き始めたではないですか。

黄色い線を超えるところでしたから、周囲が騒然となりました。

一番近くに居た私は、危ないと言いながらその初老の男性の後ろから両手で彼の両腕を支えるように向きを変えました。

その時、周囲も安堵の表情になったとたん、初老の白い杖を突いた男性が

「何するんだ!方向が分からなくなっちゃうじゃないか!!」

「・・・」

私はびっくりして声が出ませんでした。

もしかしたら、危ないと思いつつも見ているだけにしたとしても、彼はギリギリの所で方向変換したのかもしれません。その自信があって怒ったのかもしれません。

それでも、危険度を考えると手を差し伸べて良かったと思っています。

やはり、この時、私は自分がまだまだ武士道そのものではないことに気づきました。

それは、この男性に怒鳴られることは想像も予測もしていなかったからです。

ということは、無意識の内に、ある程度の“ほのぼのリアクション”を予想していたとなるわけです。

そうでなければ、「失礼しました」とくらい言えたかもしれません。

これは見返りを期待していなくとも、自分の考えで相手を決めつけていたと思われても仕方ないかもしれません。

全てに動じず、全てを受け入れ、そして、いつも平常心で惻隠の情を心がける。

そんな生き方にはまだまだ努力が必要だと思いました。

良い勉強になりました。

東北大震災祈りの言葉

2011年4月5日

東日本大震災において、お亡くなりになられた方々、そのご家族ご親類の方々には心よりお悔やみ申し上げます。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
そして、今なお福島原子力発電所で作業にあたっていらっしゃる勇気と責任ある日本の恩人方へ、ご無事とご健康を日々お祈り申し上げております。

東北大震災祈りの言葉(PDF)
http://www.bushido.or.jp/pdf/2011/20110405.pdf

2月の人間力向上セミナー【東京】

2011年2月11日

よりリーズナブルに!!会費が変更になりました。
旧会費:1,000円(会員)  1,500円(非会員)
⇒会費:500円(会員)  1,000円(非会員)
当日入会で会員価格になります。
日時:2011年2月27日日曜日 13時~17時00分まで 
場所:子供村 4階研修室
(住所)東京都豊島区雑司が谷3-12-9
当日連絡先:080-6762-8517
交通図⇒http://www.kodomomura.com/access.html
講師&パネリスト:
 ・影山幸雄氏(さいたま県立がんセンター泌尿器科部長、武士道協会理事)
 ・西大枝文一氏(イタリア大使館嘱託医、同仁斎クリニック院長、武士道協会理事)
 ・小島将太郎氏(青山一丁目歯科クリニック・歯科医師)
コーディネーター
  本多百代(武士道協会常務理事)
演題:医療と心の関係 (病気にならない心と病気を早く治す心)
内容:
 ①レ・ベル・フルールのトリオ演奏 30分
 ②本多百代常務理事 10分
 ③西大枝理事 30分講演 感染症専門医が新宿でエイズの治療にあたって気づいたこと
 ④小島歯科医 30分講演 歯を治す為に全身のバランスを考えた治療をするにあたって
 ⑤影山理事  30分講演 “がん”が教えてくれる正しい生き方
 ⑥パネルディスカッション 1時間30分 
 ⑦質疑応答  残り時間
【連絡先】
〒162-1320東京都新宿区西新宿6-5-1 私書箱1581号
新宿アイランドタワー20階DCS内
電話:03-5325-2660 平日9:00~17:00
FAX:03-5325-1615(武士道協会宛と明記下さい)
MAIL:info@bushido.or.jp

1月の人間力向上セミナー

2011年2月3日

1月の人間力向上セミナーは、1月27日平日の夜間に文京シビックセンター4A会議室で行いました。総勢14名。二次会にも8名が残ってくださり、和気あいあいと武士道について語り合いました。当日いらっしゃれない方の数が多く、残念さもありました。皆さんにお会いしたかったです。

いつもはいらっしゃらない初めての方々もお見えくださり、またベンチャー大学の山近さんのご紹介で兵庫県の大学院生の脇坂さんや、和歌山から会社社長で武士道協会会員さんの山田さんも参加してくださいました。せっかくなのに写真を撮り忘れてしまいました。

今、大和心・武士道が注目を浴び始めたのは? という演題で

・恵む行為により自分自身の心が豊かになり、安心感が生まれ、幸せな気持ちになれる

・武士道の配慮は「気づかれない様に気配りをする」という点が特徴

・最近はルールや決まり事と明記したり伝達されなくても、気配りや配慮ができるようにする生き方をしよう

ということが話されました。現代の武士道とは見えない心のマナー(道徳・修身)とも言えます。

グローバル時代の心のマナー

・否定をしない

・認める

・信念を持つ

・和を保つ

地球上のいかなる宗教に所属していても、どのような政党を応援していても、武士道を学び、身につけることによって、安定した人間関係を構築し、平穏な生活を送ることができるようになることを目指して、武士道を広げていきたいと思います。

どうかこれからも武士道協会をご支援賜りたくお願い申し上げます。

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二月の人間力向上セミナー【東京】

日時:2011年2月27日日曜日 13時~16時50分まで

場所:子供村 4階研修室

(住所)東京都豊島区雑司が谷3-12-9

(電話)03-5979-9570(地球村村長デスク)

交通図↓

http://www.kodomomura.com/access.html

講師&パネリスト:

・影山幸雄氏(さいたま県立がんセンター泌尿器科部長、武士道協会理事)

・西大枝文一氏(イタリア大使館嘱託医、同仁斎クリニック院長、武士道協会理事)

・小島将太郎氏(青山一丁目歯科クリニック・歯科医師)

コーディネーター

本多百代(武士道協会常務理事)

演題:医療と心の関係 (病気にならない心と病気を早く治す心)

内容:

①レ・ベル・フルールのトリオ演奏 30分

②本多百代常務理事 10分

③西大枝理事 30分講演 感染症専門医が新宿でエイズの治療にあたって気づいたこと

④小島歯科医 30分講演 歯を治す為に全身のバランスを考えた治療をするにあたって

⑤影山理事  30分講演 “がん”が教えてくれる正しい生き方

⑥パネルディスカッション 1時間30分

⑦質疑応答  残り時間

会費:1,000円(会員)  1,500円(非会員)

【連絡先】

〒162-1320東京都新宿区西新宿6-5-1 私書箱1581号

新宿アイランドタワー20階DCS内

電話:03-5325-2660
FAX:03-5325-1615(武士道協会宛と明記下さい)

MAIL:info@bushido.or.jp

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